SERVICE

加工処理サービス

マイクロディンプル処理®(MD処理®

マイクロディンプル処理®(MD処理®)とは、金属の表面に微粒子を超高速で衝突させ、「目的に応じた表面形状を作る」処理。滑り向上や付着抑制、洗浄力向上、異物混入防止などに役立ちます。

DLCコーティング
DLC-F&D(FDA認証)

耐摩耗性、オイルレスでの潤滑性、耐腐食性に優れたコーティングです。弊社ではFDAの認証を取得済みです。

マイクロナイト

マイクロナイトはステンレス専用の硬化処理です。コーティング不可の場合の耐摩耗性向上にお勧めです。

短パルスレーザー加工

カッター先端の微細なスリットにより、切れ味が向上します。摩耗が減る事でカッターの寿命が延長します。

CASE STUDY

業界別ニーズ

食品業界

  • ホッパー

    「ブリッジや粉づまり」、「ボタ落ち」に困っています。安定して滑らせたいです。

  • シュート

    エンボス加工にしたが、凹凸の谷にカスが溜まって流れが悪い。

  • シュート

    商品が止まって玉突き事故状態に。商品のカケなどによるクレームを無くしたい。

  • ふるい

    タッピングボールを使っていますが異物が混入する心配が……。

  • ふるい

    粉は使っていないのだけど、液体をこすのに効果あるの?

  • 充填ノズル

    カレーソース充填時にノズルから液だれしてしまう。

化粧品業界

  • ふるい

    ファンデーションの油分が多く、ふるい網がすぐに目詰まりしてしまう。

  • その他

    ファンデーションの型押しの際、杵に付着が多く次の成型が汚くなってしまう。

  • その他

    口紅金型が離型しづらく、口紅の見た目が悪くなってしまう。

  • 搬送ガイド

    化粧瓶の滑りが悪く、搬送中に倒れてしまう。

  • カートン機

    化粧箱の廃棄コストが増えてしまっている。

  • ミキサー

    洗顔パウダーを撹拌し排出した際、ミキサー内に大量に粉体が残ってしまい歩留まりが悪い。

医薬品業界

CASE STUDY

製造ラインから分かる処理事例

粉体精製工程

解袋機
  1. 付着抑制、洗浄性向上
ストックホッパー
  1. ブリッジ対策、ノッカーレス
ミキサー
  1. ミキシング負荷低減、洗浄性向上
ミル
  1. 耐摩耗性向上
真空乾燥機
  1. 付着抑制
自動篩機
  1. 目詰まり抑制、交換頻度減、洗浄性向上
    ※各種配管 詰まり抑制、洗浄性向上
小袋充填機
  1. フィルム滑り性向上、粉体付着抑制
※各種配管(空送配管)
  1. 付着抑制、洗浄性向上

充填・包装ライン

吸着移送(エアノズル)
  1. 食品の張付き抑制
供給装置(パーツフィーダー、サイドガイド、区分けガイド)
  1. 食品の滑り性向上、テープ等異物混入対策
横形ピロー包装機(フォーマ・ヒーターバー・エンドカッター)
  1. 包装フィルムの滑り性、洗浄性、耐摩耗性向上、フィルム鳴き防止
供給装置(振動トラフ、バケットコンベア)
  1. 食品や粉体の付着抑制、バイブレーター出力抑制
計量機(計量ホッパー、集合シュート、計量マス)
  1. 付着抑制、計量誤差軽減
縦形ピロー包装機(セーラー・ヒーターバー・エンドカッター)
  1. 包装フィルムの滑り性、洗浄性、耐摩耗性向上、フィルム鳴き防止
ケーサ投入機(カートン機、押込みガイド)
  1. 紙の滑り性、耐摩耗性向上、テープ等異物混入対策

製麺ライン

ミキサー(ホッパー、篩網)
  1. 小麦粉の付着抑制、ラットホール対策、洗浄性向上
複合機(麺帯ローラー)
  1. 麺帯の付着抑制、カスリフリー
連続機
切出機(麺切刃)
  1. 黒いカス(摩耗粉)の抑制、麺帯の付着抑制
蒸機(ネットコンベア・コンベアローラー)
  1. 蒸麺の張付抑制、洗浄性向上
着味槽(ホッパー)
  1. シーズニングの付着抑制、ブリッジ対策
カット投入機(麺シュート)
  1. 生麺の付着抑制
瞬間油熱処理装置(リテーナー)
  1. 揚げた麺の張付抑制、洗浄性向上
冷却機
金属探知機付ウェイトチェッカー
連袋カット投入機及び包装機(包装機・ヒーターバー・エンドカッター)
  1. 包装フィルムの滑り性、洗浄性、耐摩耗性向上
ウェイトチェッカー
ケーサー(カートン機等)
  1. 紙箱の滑り性、耐摩耗性向上

製パンライン

粉ふるい機(粉篩機)
  1. 目詰まり抑制、通過性および洗浄性向上
ミキサー(ミキサーホッパー)
  1. ミキシング負荷低減、洗浄性向上
デバイダー(デバイダーホッパー)
丸目機(手粉シュート)
オーバーヘッド(樹脂オーバーヘッド)
  1. 目詰まり抑制、熟成度向上
スライサー(スライサー刃)
  1. 切れ味、耐久性向上
箱詰め(包装機・シュート)
  1. フィルムやパンの滑り性や耐摩耗性向上
ホッパー

「ブリッジや粉づまり」、「ボタ落ち」に困っています。安定して滑らせたいです。


お悩み

パンやお菓子、麺などの工場で小麦粉などの粉体によく使われているホッパー。滑りが悪いと粉体がホッパーに少しずつ付着・堆積され、ラットホールやブリッジなどのトラブルや、ある時にボタッと一気に落ちる、通称「ボタ落ち」が起きて困っています。


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)により、付着、堆積を抑制する効果があるので「粉づまり」を解消。粉の安定供給が可能になります。また、それにより粉が堆積しないので「ボタ落ち」の対策にもなります。


「ボタ落ち」によって「フィルムをシールする際に、粉がかみこんでしまって、完全に封がされていない商品ができてしまう」という「粉がみ」が発生するという事例もあります。「粉がみ」した商品は廃棄される為、食品ロス対策にもつながります。

マイクロディンプル処理®(MD処理®)なら、滑らかに粉が流れ安定供給します。

シュート

エンボス加工にしたが、凹凸の谷にカスが溜まって流れが悪い。


お悩み

大きな凹凸により、滑りをよくするエンボス加工。これも接触面積を減らして滑りをよくするものですが、商品が柔らかい場合は「谷の部分にカスが溜まり、滑りがわるくなった」という相談を受けることがあります。


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)とエンボス加工のタッグで円滑に商品を流します。


エンボス加工に、更にマイクロディンプル処理®(MD処理®)をすることで滑りが良くなります。ご飯のしゃもじも同様に、大きな凹凸にさらに小さな凹凸があります。原理はこれと同じ。エンボスの大きな凹凸と、細かいマイクロディンプルを組み合わせることで付着抑制し、滑りがよくなるのです。 加えて、谷部分にカスが溜まりにくくなるという効果もあります。

また、エンボス加工は複雑な形状のシュートで作れないものがあったり、コストも高いという問題点があります。マイクロディンプル処理®(MD処理®)は、すでにできあがっているシュートに対して、後から加工できるので、さまざまな形に対応できるのも強み。エンボス加工にマイクロディンプル処理®(MD処理®)をすることでさらに滑りを良くすることや、エンボス加工の代わりとしてマイクロディンプル処理®(MD処理®)を活用されているお客さまも多くいらっしゃいます。

シュート

商品が止まって玉突き事故状態に。商品のカケなどによるクレームを無くしたい。


お悩み

飴を扱う工場から「シュート内で飴がとまって、後続の飴とぶつかり、割れてしまうことがあります。欠けた飴など不良品を除くことができればよいのですが、そのまま袋に入ってしまって、お客様からのクレームが心配」という相談がありました。


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)なら、「定量充填」が可能になるので破損の恐れを軽減できる。


マイクロディンプル処理®(MD処理®)により、「商品の流れがスムーズになり、破損が劇的に少なくなりました!」と喜んでいただけました。

他にも、グミ工場で「滑りがわるく周りにまぶしているシュガーが取れてしまう」、スナック菓子の工場で「お菓子がぶつかって破損するため、粉々のカスがドバっと袋に入った商品ができてしまう」というトラブルも解消しました。

ふるい

タッピングボールを使っていますが異物が混入する心配が……


お悩み

網の粉づまりを解消する方法としてタッピングボールを使います。ボールの振動により粉を落とすものですが、このタッピングボールは樹脂でできているので剥がれたら異物混入につながります。また、網の耐久性も落ちます。
砂糖工場ではタッピングボールの剥がれが不安であることに加え、ボールと網の接地面で砂糖が固まってしまい、商品の袋の中にダマになって入ってしまう場合がある、とのこと。


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)なら、タッピングボールが必要なく異物混入の不安を解消!


マイクロディンプル処理®(MD処理®)により、タッピングボールを使わなくても砂糖が落ちるようになりました。そのため、異物混入の不安や砂糖のダマの問題を解消できたと喜んでいただけました。

その他

粉は使っていないのだけど、液体をこすのに効果あるの?


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)なら、液体に対して従来の1/3という短時間で完了!


網やふるいは、ソースなどの液体を扱う工場でもゴミなどを取り除く異物対策として用いられます。「網目が細かいのですが、マイクロディンプル処理®(MD処理®)は効果がありますか?」という問いに対して、答えは「非常に効果的です」。

細かい網目に液体を流す場合、表面張力により液体が網との接地面に対して盛り上がりなかなか落ちないものですが、マイクロディンプル処理®(MD処理®)で水分を吸収する「親水面」にすることで、スムーズに液体が流れていきます。過去の事例では、すべての液体をこすのに従来かかっていた時間の1/3になったという報告もいただいております。

充填ノズル

カレーソースをアルミパウチに充填するのですが液切れが悪い為に、パウチの外側にカレーソースが付いてしまい廃棄が増えてしまう。


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)の撥水効果により液切れを良くします。


マイクロディンプル処理®(MD処理®)は表面形状をコントロールする事で金属表面を、撥水や親水表面にする事ができます。これにより液体の流れを良くします。
カレーソースが予期せぬタイミングで落ちる事でパウチにカレーソースが付着したままカートン機で梱包されてしまうリスクも。不良率を下げる事で環境負荷低減に。

ふるい

自動篩機を使用しファンデーションの粉がダマにならない様に篩っているが油が多く付着してしまう。そもそも篩えない!!


処理効果

篩網の通過時間が短縮し、ボトルネックが解消できた。歩留まりも上がった。


篩網を使用し均質な粉体にしているが油分やタルク、酸化チタンが微粒子の為付着してしまいます。付着により粉どうしが付着し目詰まりを起こしてしまう為、数珠つなぎになった粉体を断ち切る事で篩通りが良くなります。また、洗浄性も向上する為、段取り替えの時間短縮にもつながります。

その他

ファンデーションの型押しの際、杵に付着が多く次の成型が汚くなってしまう。


処理効果

付着が減って、洗浄回数が減る事でチョコ停が減った


型押しの場合、粉体に対しタテ方向の付着抑制が重要となります。
ファンデーションは油分が多い為、段階的なマイクロディンプル処理を行う事で油分があっても粉体が点接触になるような改良をしています

その他

口紅金型が離型しづらく、口紅の見た目が悪くなってしまう


処理効果

離型性が上がり、不良が減った


アルミ金型にアルマイトをしていますが、マイクロディンプル処理でアンカー効果にならない程度の凹凸にする事で離型性が向上します。不良が減る事で、廃棄ロスが減り、生産性の向上につながります。

搬送ガイド

化粧瓶の滑りが悪く、搬送中に倒れてしまう。


ガラス瓶やPE容器は、ガイドに張付きやすく急に停まってしまう事があります。
マイクロディンプル処理®(MD処理®)の空気溜まりにより、エアホッケーの様に滑り性が向上します。
フッ素テープの代替で異物混入リスクを回避します。

カートン機

化粧箱の廃棄コストが増えてしまっている


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)により、フッ素テープなどを使わずに滑り性が向上


カートン機の滑りが悪い箇所で、化粧箱がなだれの様に倒れてしまい床に落ちた化粧箱は廃棄になってしまいます。容器が倒れると、製造ラインが停止する→化粧箱をセットし直す→生産性が落ちるという悪循環に繋がります。

ミキサー

洗顔パウダーを撹拌し排出した際、ミキサー内に大量に粉体が残ってしまい歩留まりが悪い


処理効果

洗顔パウダーの滑りが良くなく、ハンマーで叩かなくても排出できるようになった
歩留まりも上がった。


ハンマーなどの打撃は設備機器の耐久性低下、騒音、電力消費などの問題があります。
また、付着が減る事で洗浄時間の短縮にもつながり、省力化にもなります。

ふるい

自動篩機を使用しているが粉体が微粉末の為付着してしまう。医薬品は原価が高く、歩留まりを上げたい。


処理効果

付着抑制し手で濾す事がなくなった。必然的に歩留まりも上がった。


医薬品業界は比重の軽い粉末や微粉末が多く、微粉末に適したマイクロディンプル処理を選定します。50%以上付着抑制した実績もあり原価に大きく影響します。

その他

打錠機に粉体が付着し、錠剤が割れてしまう


処理効果

付着抑制し不良が減った。また杵の耐久性が上がった。


粉体の付着抑制はもちろん、マイクロディンプル処理は金属表面を硬くし、繰り返し衝撃のある部品の耐久性が上がります。杵のカケによる異物混入が減ります。また、杵は高価な為、コスト削減にもつながります。

シュート

PTPシートや錠剤のシュートでの滑りが悪い


処理効果

フッ素系コーティングを使用していたがマイクロディンプル処理に代替できた。


フッ素系コーティングは滑り性はいいのですが、静電気を帯びやすく張付きの原因となってしまいます。マイクロディンプル処理はコーティングではありません。剥離の心配がなく耐久性が高い為、異物混入対策とランニングコストの削減につながります。

分包機トラフ

トラフに薬が残ってしまうと計量誤差が出てしまう。


処理効果

マイクロディンプル処理®(MD処理®)の粉体付着抑制により計量誤差を最小限にします。


振動トラフは一歩間違えると粉体がしまっていき、出口手前で詰まってしまいます。
付着抑制する事で薬が安定して滑る為、計量のバラつきを無くします。

コンベアの乗り継ぎ板

シロップ用のPET容器がうまく乗り継げない


PET容器は柔らかく変形してしまう為、金属表面に張り付いてしまいます。
コンベアへの乗り継ぎ時に容器が正立できなければ、人手で容器を起こさなければなりません。
マイクロディンプル処理®(MD処理®)は省力化にも貢献します。

充填ノズル

目薬を点眼容器に充填するのですが、液切れが悪い為、重量誤差ができてしまう。


マイクロディンプル処理®(MD処理®)の撥水や親水効果により液切れを良くします。


マイクロディンプル処理®(MD処理®)は表面形状をコントロールする事で金属表面を撥水や親水表面にする事ができます。これにより液ダレを防止します。
ノズルの設計も重要で、醤油瓶が液ダレしにくくなっている事はよく知られています。MD処理®との併用で更なる効果が得られます。